題名

児童の創造的活動を促進するための 
     デジタル作品交流システム開発と効果

.三重大学大学院教育学研究科 学校教育専攻 学校教育専修  206M002
西村 和貴
アブストラクト

小学生の創造的な活動を促進するために作品を交流・評価する事は、大切な活動である。また、従来の作品に加え音声や画像を使ったマルチメディア作品も登場してきた。そこで、小学生のためにWebを用い一画面で作品の掲示と相互交流できる児童用デジタル作品交流システムを開発した。作成したシステムを用いて粘土作品の制作と音声による物語創作の実践を行い、その作品の相互評価を行ったところ、観点別に相互評価を行えるので、児童は作品を具体的な視点から多くのコメントを記述する事ができた。児童によるシステム評価では概ね高い評価を得られた。教師の手をほとんど経ずに作品を掲示・交流できたことで主体性や達成感の向上に貢献できた。

1.はじめに
2.研究の目的
3.デジタル作品交流システムの開発
4.適応例
5.本システムの評価
6.アンケートによるシステムの評価
7.まとめと考察
参考文献
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