生活面について
主効果・交互作用ともに有意でなかった(差違 F(1,426)=2.528, n.s.)(保護者期待F(1,426)=1.218, n.s.)(交互作用F(1,426)=1.311, n.s.)。これより生活面の保護者と教師の差違や教師の期待は,児童の学級適応感に影響しているとはいえない(Fig 17)。
生活面に関しては自由記述からも「家庭でやるものである」などの記述がみられたため,親が学校に求めていても求めていなくても,児童の学級適応感には影響していないのではないかと考えられる。