社会面について
主効果・交互作用ともに有意ではなかった(差違F(1,426) = 1.735, n.s.)(保護者期待F(1,426) =2.601,n.s.)(交互作用F(1,426) = .100, n.s.)。これにより生活面の保護者と教師の差違や教師の期待は,児童の学級適応感に影響しているとはいえない。
また交互作用がみられなかったことから,差違が大きくても小さくても保護者期待がH群・L群の児童の学級適応感の差に変化がないといえる(Fig 19)。