方法
実施方法と調査対象
調査は、2004年7月に、愛知県内の女子大学で講義時間を利用して行われた。女子大学生487名を対象に調査を行い、このうち、回答に不備があったものを除いた308名を分析対象とした。
質問紙の構成
@被開示出来事リスト
(失恋、家族・友人関係の悩み、死別、交通事故、暴行 など13項目)
A被開示者反応(自由記述)
B被開示者との関係
C開示者との親しさ
D被開示時期
E開示者の体験時期からの経過期間
F体験前後における開示者との関係
G開示者のストレス反応尺度(3項目)と自由記述
H被開示者のストレス反応尺度
(外傷体験による反応を測定する尺度、STAI日本語版、先行研究を基に作成。気分が不安定になった、寝付きが悪くなった、物事に集中できなくなった、他人と距離を置くようになった、イライラして怒りっぽくなった、気分が落ち込んだ、など14項目)
I共感性尺度
(角田(1994)の作成した共感経験尺度改訂版より16項目)
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