学習用語マップを活用した授業実践

    
第1回授業実践  教師による分析を目的とし、個人を対象に学習の前後でその変化を比較するものを作成した。
その後、児童が継続して作成し自分の思考プロセスを振り返る活動の方がより効果的ではないかと考えた。
第2回

第3回

授業実践
「学習用語マップ」で使用する言葉の数を減らし、作成時間も短いものに修正した。
 児童は小単元(3時間)毎に学習内容を振り返り学習用語にまとめる活動を繰り返していく中で、図式化された学習内容や自分の思考プロセスを可視的に捉えることができ、学習内容の定着などの学習効果を高めることができた。
 なお、本研究で特に着目した学習用語については、児童に注目させるため学習単元毎に一覧表にして活用した。また、「学習用語マップ」を活用した授業展開は、通常の授業の他に5〜6人のグループや2人のペアで作成・発表する活動を取り入れ、その効果を比較検討した。
 授業実践の中で、児童にとり継続して書きやすい言葉の数は5個〜10個程度・作成時間は5〜10分程であることも明らかになった。