特性怒りと感情語の相関
特性怒りと感情語全体との間にr=.55と比較的強い正の相関が見られた(p<.01)。
つまり、怒りを感じやすい人ほど多くの感情語表現・表出をしているということが示唆された。
感情語の下位尺度ごとにみていくと怒り(A1)、敵意・憤懣(A2)、殺意(A3)と の間に弱い正の相関が見られた(r=.16、p<.05)(r=.24、r=.21、p<.01)。
怒りを感じやすい人は一般的な怒り感情語に加え、他者への怒り表現を多 く使用しているということが示唆された。
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