6. アンケートによるシステムの評価 | ||||
このシステムを用いた実践の効果を調べるために、実践終了時にアンケート行いその結果をグラフにし(図4)、その結果と分析を述べる。 |
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図4 実践後のアンケート | ||||
7. まとめと考察 | ||||
小学生が能動的に作品を掲示、相互評価できるデジタル作品交流システムを作成できた。結果を考察する。 観点別の相互評価を行うことで、作品を見る視点が明確になったので、作品を具体的な視点から多く記述する事ができた。これらの事からCASEは、小学生の相互評価の観点を育成し、相互評価の視点をより具体的にできる可能性を示唆した。小学生にとっては、じかに作品を見ながらの方が、コメントしやすい。一画面で、常時作品を把握しながら、コメントを書き込める利点は大きいと思われる。 |
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謝辞 | ||||
最後になりましたが、本論文作成に当たり、2年間にわたるご指導、ご助言を賜りました三重大学教育学部附属教育実践センターの下村勉教授並びに須曽野仁志教授に心からお礼申し上げます。また、このような機会を与えて下さった三重県教育委員会、津市教育委員会、栗真小学校の皆さまに深く感謝いたします。尚、本研究の一部は、上月スポーツ・教育財団の支援を受けて行われた事を付記します。 | ||||
参考文献 |
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天野昌和、下村勉、須曽野仁志(2002) Webベースによる相互評価システムの開発. 日本教育工学会第20回全国大会論文集 Pp.659-660 井上義裕、佐藤塁、山内雅博、藤村裕一、森本泰弘(2004) Web型学習・評価支援システムの開発 日本教育工学会第20回全国大会論文集 Pp61-64 KENTWeb(掲示板)http://www.kent-web.com/ 夏堀睦(2005) 創造性と学校 ナカニシア出版 京都 山口光夫(2001) Web上でコラボレーションや自己評価、相互評価、及び教師の支援を取り入れた作品作りについて 日本教育工学会第20回全国大会論文集 Pp449-450 |
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