目的
1.本研究の目的
以上のことから、本研究ではスクールカーストの存在を前提として、学校において学校生活の様々な活動に積極的に取り組み、充実していると感じている、または楽しんでいると感じている生徒の特徴をセルフモニタリング傾向と自己愛的脆弱性との関連から検討することを目的とする。また学校生活の様々な活動に積極的に取り組み、充実していると感じている、または楽しんでいると感じている度合いを調べる尺度は現在作成されていないため、青春度の尺度作成を行う。
2.仮説
仮説 1 : 自己愛的脆弱性には男女差があり、女性のほうが自己愛的脆弱性が高い。
仮説 2 : セルフモニタリングが高く、自己愛的脆弱性が低い者は、青春度が高い。