◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
今後の課題
本研究は,「あこがれの人はどのような人物が対象となりやすいのか。
また,あこがれることでどのような効果が得られるのか。」というリサーチクエスチョンに基づいた,探索的な調査であり,調査の段階で対象者が十分であったのか,インタビューによってあこがれの人を想起する方法が適切であったのか,といった課題が残されるため,調査対象者数を増やしたり,あこがれの人を想起する方法を変更したりする必要がある。
また,今回,あこがれと自己の成長との関係について,インタビューによってあこがれの人を想起する前後でのPGIと20答法の回答の違いを明らかにしようと試みたが,あこがれの人を想起しても,自己成長について即効性があるものではなかったことや,調査対象者全員に,十分にあこがれの人を想起してもらえなかった可能性が考えられる。
分析方法について,本研究ではSCATを用いたインタビュー内容の質的分析を採用したが,その他の質的分析方法も検討する余地があると考えられる。また,あこがれの対象に偏りが生じていることから,対象ごとの特徴を十分に明らかにできたとは言えないため,選択肢の中からあこがれの対象を選んで想起してもらうといった調査方法でデータ収集を行って,分析を検討し直す必要がある。
また,調査対象を大学生だけでなく,進路について考え始める中高生や,企業の自己向上を促すセミナーを受ける社会人にまで広げ,「あこがれ」についての実践的な研究を行う必要性も考えられる。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆