3.尺度構成の検討


3−1.受動的・能動的SNSストレスイベント尺度
 それぞれの下位尺度に関してCronbachの信頼性係数をそれぞれ算出した。「注目獲得欲求」でα=.883,「他者との比較」でα=.816,「本音の抑制」でα=.714,「繋がり欲求」でα=.620,「ネガティブ感情」でα=.725となっており,十分な信頼性が得られた。

3−2.自己愛的脆弱性尺度
 それぞれの下位尺度に関してCronbachの信頼性係数をそれぞれ算出した。「他者の視線への過敏さ」でα=.840,「潜在的特権意識」でα=.839,「承認賞賛獲得欲求」でα=.798,「自分自身を励ます力の弱さ」でα=782となっており,十分な信頼性が得られた。

3−3.青年期前期過剰適応尺度
 それぞれの下位尺度に関してCronbachの信頼性係数をそれぞれ算出した。「人からよく思われたい欲求」でα=.875,「自己不全感」でα=.861,「自己抑制」でα=.861,「他者配慮」でα=.869,「相手の優先」でα=.647となっており,十分な信頼性が得られた。

3−4.主観的幸福感尺度
 Cronbachの信頼性係数を算出したところ,α=.830となっており,十分な信頼性が得られた。

  



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