4. 役割の有無及び部活の所属・無所属によって,
自尊感情に変化があるか
役割の有無及び部活の所属・無所属によって,世代交代前後の自尊感情に変化があるかを検討するために,自尊感情を従属変数として,世代交代前後×部活の所属・無所属ならびに世代交代前後×役割の有無の2要因分散分析を行った。その結果をTable4〜5に示す。
その結果,事前事後×部活の所属・無所属の2要因分散分析においては,部活の所属・無所属の主効果が見られ,世代交代前後関係なく,部活やサークルに所属している人の方が,自尊感情が高いことが分かった(F=6.649;p<.05)。事前事後×役割の有無の2要因分散分析においては,いずれの主効果,交互作用とも有意な結果は見られなかった。
←back/next→