2. 部活・サークルの所属無所属と役割の有無について




 まず,質問紙調査によって挙げられた部活・サークルへの所属人数及び役割の有無についてTable2に示す。

 大学で部活・サークルに所属している、あるいは所属していたかについて尋ね,次にその集団内での役割の有無について回答を求めた。その結果,大学において部活・サークルに所属している人数は90名,所属していない人数は20名と多くの大学生が何かしらの部活やサークルに所属していることが分かった。中でも,役割を与えられているのは61名,与えられていないのは29名であった。男女別でみてみると,部活・サークルに所属している人数は,男性27名,女性63名であった。所属していない人数は,男性8名,女性12名であった。また,役割を与えられている人数は男性16名,女性45名であった。役割を与えられていない人数は男性11名,女性18名であった。

 そして,役割を与えられている人を対象に,それがどのような役割であったかについて尋ねたところ,「代表」「副代表」などのチームの主体となるような役割のほかに「会計」「隊列長」「書記」「広報」などの補佐的な役割が挙げられた。



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