【方法】

 1.手続き

 

 大学生を対象にSNSを用いて質問紙調査と経験抽出法(ESM)を行った。授業内,もしくは,休み時間に募集した大学生に対し,調査の概要を説明し,その場での回答と後日web調査での回答を求めた。  

 調査方法としては,説明日での質問紙調査,土曜日,日曜日でのESM調査,月曜日の質問紙調査という順序で行った。説明日にはフェイスシートのQRコードから質問紙を読み取ってもらい,その他はSNSで質問紙を送付した。土曜日,日曜日のESM調査は9時頃,12時頃,15時頃,18時頃,21時頃にレポートを送り,その時にしていた活動について回答を求めた。また,レポートが届いてから1時間以内に回答が始められなかった場合は,次に送るレポートより回答を求めた。ただし,21時頃に送るレポートについては,レポートが届いてから1時間以内に回答が始められなかった場合でも,就寝までに回答することとした。そして,月曜日に質問紙を送付し,最後の調査とした。各質問紙は,5~10分程度の回答時間であった。



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