9.本研究の目的


9.本研究の目的

第一志望大学に通うことが出来なかった人の大学適応過程では,第一志望に対する諦め,未練が存在し,受験経験のことを何度も繰り返し思い返す反すうが行われることが考えられる。しかし,これらの葛藤をどのように乗り越えて大学に適応していくかというプロセスは検討されていない。

本研究では,第一志望でない大学に通う2020年度大学入学者を対象に,どのように第一志望への諦めを行うかを検討することで,コロナ禍における不本意入学者の大学適応過程を明らかにすることを主な目的とする。




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