手続き


研究の対象者として,研究に参加した研究協力者(以下,協力者と略記)に対して,今回の研究の目的が努力経験を調べることであると告げ,研究協力承諾書を提示しながら,得られた情報の取り扱い(プライバシー保護の問題)について説明し,面接内容の録音の許諾,研究報告書における面接内容の引用の許諾の是非を確認した。オンラインでは,アプリケーションのzoomを用いて実施した。オンラインでの実施の際は,インタビューを実施する前に,画面の表示と音声が適切に通信されていることを確認してから行った。
続いてweb質問紙への回答を求めた。web質問紙への回答は協力者の端末で,URLからログインをしてもらって回答を求めた。webアンケートサービスは,グーグルフォームを使用した。この質問紙は,特性的自己効力感尺度(1995)から構成されていた。回答所要時間は10分から15分であった。回答終了後,十答法を用いて努力観について回答用紙に記述を求めた(詳細は後述)。回答所要時間は10分から15分であった。回答終了後,インタビューを行った。面接調査の所要時間は40分程度であった。調査全体に要した時間は1時間15分程度であった。最後に,調査協力のお礼を口頭で伝えて,全ての調査を終了した。


next