5.本研究の目的


以上から,本研究では以下のように仮説を立てる.

仮説1:痩身願望が高いほど,非構造的ダイエット行動より構造的ダイエットを行う.

仮説2:SNSの利用動機である繋がり欲求は痩身願望に正の影響を及ぼす.

仮説3:SNSの利用動機である繋がり欲求はダイエット行動に正の影響を及ぼす.

仮説4:構造的ダイエットを行う人は,非構造的ダイエットを行う人よりも精神的健康度が高い.

本研究の目的は,インターネットやSNSが発達し続けている現代日本において,インターネットの使い方が痩身願望に及ぼす影響とそこから実際のダイエット行動を行う際の違いを検討するとともに,SNSの使い方と精神的健康状態の違いから,ダイエット行動を行う際の違いにも焦点を広げて検討していくことである.



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