例)学校でのできごとをよく親に話した。→ 学校でのできごとをよく母親に話した。 |
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α係数 |
対人恐怖的心性尺度 |
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対人恐怖的心性42項目 |
.95 |
母親への愛着尺度 |
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「安心・依存」 |
.84 |
「不信・拒否」 |
.76 |
「分離不安」 |
.66 |
「愛着の良好度」 |
.86 |
原初記憶に伴う感情 |
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positive感情 |
.97 |
negative感情 |
.94 |
※因子分析とは、複数の変数間に潜むいくつかの「因子」を見つけ出す方法である。例えば、ある尺度変数(質問項目)が100から成る場合、男女差を比較することにした。この時、男子の変数と女子の変数を100回も比較するのはとても困難である。そこで、因子分析をして、互いに共通するものを見い出し、3因子などにまとめてしまえば、男女間の比較は3回で済むことになる。※バリマックス回転とは、因子分析で抽出された因子が単純構造を示すように直行回転することである。
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安心・依存 |
不信・拒否 |
分離不安 |
愛着の良好度 |
L群 |
31.05(5.48) |
11.18(3.78) |
10.18(3.30) |
55.87(8.06) |
H群 |
26.97(6.05) |
15.60(5.01) |
13.33(3.06) |
47.37(9.22) |
t( t’値) |
3.782*** |
−5.449*** |
−5.423*** |
5.223*** |
自由度 |
118 |
109 |
118 |
118 |
※有意差というのは、偶然の差ではないという意味である。 p<.01、つまり、1%水準で有意である場合を以下に例を用いて説明する。※有意差というのは、偶然の差ではないという意味である。 p<.01、つまり、1%水準で有意である場合を以下に例を用いて説明する。平均値の差の検定を行うときに、2者間に差があるか・ないかを検定する。この場合、100回のうち、99回は2者間に差がないという結果が出て、残り1回は2者間に差があるという結果が出るということになる。この結果は100回のうちの1回しか出ない結果なので、偶然ではない意味のある結果であるということになる。、例えばH群がL群に比べて有意に高いと出た場合、何%の確率で高いのかを調べる検定である。 |
※χ2検定とは、数を使った検定である。本研究の場合、人数の偏りは偶然なのかどうか、偶然ではないならば、何%の確率で有意なのかを調べる検定である。 |
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positive感情 |
negative感情 |
L群 |
48.23(18.11) |
19.77(8.06) |
H群 |
45.88(16.56) |
25.79(13.44) |
t( t’値) |
.722 |
−2.873** |
自由度 |
111 |
90 |
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快 |
不快 |
アンビバレント |
ニュートラル |
合計 |
L群 |
25 |
1 |
4 |
24 |
54 |
H群 |
12 |
5 |
6 |
34 |
57 |
合計 |
37 |
6 |
10 |
58 |
111 |
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快 |
ニュートラル |
合計 |
χ2値 |
L群 |
25 |
24 |
49 |
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H群 |
12 |
34 |
46 |
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合計 |
37 |
58 |
95 |
6.203* |