U. 被開示者反応の結果 


自由記述を参考に、被開示者の開示を受けての反応を、「1.援助・受容(39名)」「2.援助・感情感染(8名)」「3.援助・無力感(14名)」「4.動揺・困惑(77名)」「5.心理・身体的反応(31名)」「6. 対開示者感情(45名)」「7.怒り感情(27名)」「8.気づき・成長(8名)」「9.非共感(15名)」「10.感想(44名)」の10群に分類した。
この分類は、「援助の有無」「ネガティブ反応の有無」「感情の対象(被開示者・開示者・開示内容の対象者)」という3点を基準として行った。
また、このような被開示者の反応の違いによって被開示者のストレス反応に違いが現れるかを検討するため、被開示者反応の10分類を上位概念の「援助の有無」「ネガティブ反応の有無」をもとに「援助提供群(61名)」「ネガティブ反応群(180名)」「援助・ネガティブ反応無群(67名)」の3群に分類した。


V. 開示における要因と被開示者のストレス反応へ