2−2.嫉妬感情の測定
嫉妬感情の測定には、深田ら(1989)をもとに、嫉妬感情喚起と深い関わりのあるものを用いた。拒否の程度に関する3項目(どの程度拒否されていると思うか、どの程度自分への関心が薄れていると思うか、どの程度ないがしろにされていると思うか)、価値ある関係を失うことへの恐れに関する2項目(どの程度相手を失ってしまうかもしれないと思うか、どの程度相手との関係が今までと同じようにうまくいくと思うか)、自尊心喪失の恐れ(どの程度プライドが傷つくと思うか)、怒り(どの程度腹が立つと思うか)、不安(どの程度不安になると思うか)、嫉妬(どの程度嫉妬を感じると思うか)の計9項目について7段階評定を行わせた。
なお、3場面の呈示順序は被験者間で無作為とした。