5.本研究の目的


 これまでにも,居場所感とwell-beingの研究はされてきている。今回は,大学生の友人関係に着目し,一対一で付き合いのある個人友人と,複数人で付き合いのある友人集団それぞれの心理的居場所感を測定し,主観的幸福感,つまりwell-beingとの関連を調べる。個人友人と友人集団で心理的居場所感の高低に差はあるのか,また,その心理的居場所感の高低によって,主観的幸福感に差はあるのか。想定した友人との関係や友人集団の人数によって差があるのかを検討することを目的とする。



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