2.恋人あり群,交際経験あり群の各下位尺度間相関について
2-3.恋人の好きなところと対処行動との関連について
恋人の好きなところの下位尺度である『優しくて安定している』と対処行動の下位尺度である『話し合い』『電話』の間に有意な正の相関がみられた(順にr=.37,r=.27 ; p<.01)。また,『人付き合いがいい』と『同調』の間に有意な正の相関がみられた(r=.24 ; p<.05)。そして,『無邪気』と『電話』の間に有意な正の相関がみられた(r=.22 ; p<.05)。
2-4.恋人の嫌なところと対処行動との関連について
恋人の嫌なところの下位尺度である『節度がない』と対処行動の下位尺度である『同調』『電話』の間に有意な負の相関がみられた(順にr=-.23,r=-.24 ; p<.05)。また,『細かい』と『回避』の間に有意な正の相関がみられた(r=.23 ; p<.05)。また,『相手にされない』と『回避』の間に有意な相関(r=.22 ; p<.05),『相手にされない』と『電話』の間に有意な負の相関がみられた(r=-.25 ; p<.05)。また『時間管理ができない』と『同調』の間に有意な負の相関(r=-.27 ; p<.05),『時間管理ができない』と『一方的主張』『回避』に有意な正の相関がみられた(順にr=.35,r=.30 ; p<.01)。
2-5.許容度と対処行動との関連について
許容度と対処行動の下位尺度である『電話』の間に有意な負の相関がみられた(r=-.23 ; p<.05)。
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