14.将来の夢と活動志向理由についての分類


 14-2.活動志向理由のカテゴリー分類

 自由記述を検討する為に、著者および教育心理学専攻の学部生2名でKJ法を用いてカテゴリー分けを行った。小分類されたカテゴリーには共通点があり、内容が近しいものを大カテゴリーとしてまとめた。「気持ち良かったから」「いろんなことが分かって楽しかったから」などの気持ちについての記述があった為〈感情〉、「書くのが楽しかった」「貼ったり、書いたりするのが楽しかった」など活動に対しての記述があった為〈活動〉の2つのカテゴリーをまとめた【感想】、「自分が好きになったから」「自分の夢をどんな感じで貼るかを考えれた」など自分のことについて客観的に見ている記述があった為〈客観視〉、「いろいろな見方が発見できた為」「今までちゃんと向き合いきれてなかったので」など授業を受けての変化がわかる記述があった為〈変化〉、「朝の時と、6限目が終わった時の水の量は全然違ったからよかった」「最初と最後ではコップの量が全然違うから」など授業を受けて変化が目に見えてわかることついての記述があった為〈変化可視〉の2つのカテゴリーをまとめた【認知】、「ドリームマップを作っていろいろ考えることができたから」「みんながすごいとかいってくれてうれしかったから」などできたなどの達成したことついての記述があった為〈達成〉(大カテゴリーも同様)、「みんなに夢を伝えられたし、みんなの夢も知れて楽しかったから」「みんなと作って夢を共有できたし、楽しかったから」など自分の夢を伝えられたなどの記述があった為〈共有〉(大カテゴリーも同様)の7の小カテゴリーと4の大カテゴリーに分類された。抜粋したものをTable 5にまとめた。各カテゴリーの全ての記述については付録DEに示す。




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