15.群分けを含めたドリームマップ授業前後での比較検討


 15-1.ドリームマップ授業前後での学年の検討

 ドリームマップ授業前後での得点の差について、学年差がないかを調べる為に、各下位尺度において「授業前後(2:授業前・授業後:被験者内)×学年(2:5年・6年:被験者間)の混合モデルの2要因分散分析を行った(Table 6)。その結果、行動の積極性(F=10.99,p<.01)、楽観性(F=7.92,p<.01)、個人基準肯定的自己評価感情(F=10.71,p<.01)、自律的学習行動(F=13.76,p<.01)について有意な交互作用が見られた。交互作用が見られたものについて単純主効果の検定を行ったところ、交互作用が見られたもの全てにおいて、6年生において、授業前から授業後において有意差が見られた。(p<.01)。




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