4. 過去を想起することが好きかどうかによる検討(Table 7)


 過去を想起することが好きかどうかを独立変数,過去のとらえ方尺度とHEMA尺度,社会人基礎力尺度の各下位尺度得点を従属変数としたt検定を行った。その結果,過去のとらえ方尺度の下位尺度である「否定的態度」「受容的態度」「否定的認識」,HEMA尺度の下位尺度である「くつろぎ追求」「幸福追求」に有意差が見られた(順にt(123)=-2.501; p<.05, t(123)=3.126; p<.05, t(123)=-3.025; p<.05, t(123)=3.384; p<.05, t(123)= -2.490; p<.05)。社会人基礎力尺度には有意差が見られなかった。

  



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