方法
4−3. 受動的・能動的SNSストレスイベント尺度
名取他(2014)の受動的・能動的SNSストレスイベント尺度を使用した。尺度は33項目からなっており,「動向懸念」,「ネガティブ感情」,「嫌われ回避」,「注目獲得」,「自然な自己表出」,「虚構構築」の6つの下位尺度からなっている。「当てはまらない」から「当てはまる」の4件法で測定を行った。また「記事・発言」となっていた部分を,本研究では「つぶやきや投稿」と言葉を変えて使用した。
4−4.自己愛的脆弱性尺度
上地・宮下(2005)が作成した自己愛的脆弱性尺度を使用した。尺度は40項目からなっており,「目的感の希薄さ」,「承認・賞賛への過敏さ」,「自己顕示抑制」,「自己緩和不全」,「潜在的特権意識」の5つの下位尺度からなっている。「全く当てはまらない」から「非常に当てはまる」の6件法で測定を行った。このうちSNS疲れの要因として異なると考えられる「目的感の希薄さ」の9項目を削除して31項目を使用した。
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