【結果】

 6.心理的well-beingについて

 

 6-3.心理的well-being尺度と疎外感尺度の尺度間相関  

 心理的well-beingと事前質問紙の疎外感との関係性を明らかにするため,Pearsonの積率相関係数を算出した。その結果,「積極的な他者関係」「人格的成長」「人生における目的」「自己受容」と「孤独感」「空虚感」「圧迫拘束感」「自己嫌悪感」の間にはいずれも有意な負の相関が見られた(Table16参照)。また,「人格的成長」と「空虚感」「圧迫拘束感」「自己嫌悪感」,「環境制御力」と「孤独感」「圧迫拘束感」「自己嫌悪感」においても有意な負の相関が見られた。これらより,疎外感が低い人ほど心理的well-beingが高いことが示された。

 

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