【結果】

 9.活動状態と活動での経験の質の関連につい

 

 9-4.活動状態と楽しさの関連について  

 次に,楽しさにおいても同様に4つの活動状態を要因に一要因分散分析を行ったところ,4つの活動状態で有意な差が見られた(F(3, 685)=12.946, p< .001)。そこでTukeyのHSD法による多重比較を行った。その結果,アパシー,不安,退屈,フローの順で楽しさが高くなった。そして,アパシーと退屈,フローの間に有意な差が見られた(Table49参照)。これより, アパシーは退屈とフロー状態に比べて楽しさが低いことが示された。

 

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