4-2-1.フェイスシート
1回目の調査と同様の内容を尋ねた。
4-2-2.死に対する態度
丹下(1999)の死に対する態度尺度(Table 3)と隈部(2003)のDAP-R日本語版 (Table 4)を使用した。
死に対する態度尺度は38項目からなっており,「死に対する恐怖」,「生を全うさせる意志」,「人生に対して死がもつ意味」,「死の軽視」,「死後の生活の存在への信念」,「身体と精神の死」の6つの下位尺度で構成されている。「1.まったくあてはまらない」から「5.とてもあてはまる」の5件法で測定した。このうち,現代の大学生には適さないと判断した1項目「湾岸戦争で死人が出たということはまるで他人事だ」を削除して,37項目を使用した。
DAP-R日本語版は27項目からなっており,「接近型受容」,「死の恐怖」,「死の回避」,「逃避型受容」の4つの下位尺度で構成されている。「1.まったくあてはまらない」から「5.とてもあてはまる」の5件法で測定した。
4-2-3.時間的態度
1回目の調査と同じ尺度を使用した。
4-2-4.幸せへの動機づけ
1回目の調査と同じ尺度を使用した。
4-2-5.死についてどの程度考えたことがあるか
「あなたは,死についてどの程度考えたことがありますか。」と教示し,「1.全く考えたことがない」,「2.考えたことはある」,「3.深く考えたことがある」,「4.非常に深く考えたことがある」の4件法で尋ねた。4段階の表現については,織田(1970)を参考に筆者が作成した。
4-2-6.死について考える頻度
「あなたは普段,どのくらいの頻度で死について考えますか。」と教示し,「1.全く考えない」,「2.めったに考えない」,「3.時々考える」,「4.ほぼ毎日考える」の4件法で尋ねた。4段階の表現については,織田(1970)を参考に筆者が作成した。
4-2-7.死をどの程度身近に感じているか
「あなたは今,どの程度死を身近に感じていますか。」と教示し,「1.全く身近でない」,「2.あまり身近でない」,「3.やや身近」,「4.非常に身近」の4件法で尋ねた。4段階の表 現については,織田(1970)を参考に筆者が作成した。
4-2-8.誕生日の日付の2桁と携帯電話番号の下3桁
1回目の調査と同様の形で記入を求めた。