7.本研究の目的
不注意と衝動性自覚のある大学生の大学適応過程では,大学生活全般に及ぶ複数の問題に直面することが考えられる。しかし,これらの問題をどのように乗り越えて大学に適応していくかというプロセスは検討されていない。
本研究では,不注意と衝動性自覚のある大学生を対象に,どのように大学生活全般に及ぶ複数の問題を乗り越えるかを検討することで,不注意と衝動性自覚のある大学生の大学適応過程を明らかにすることを主な目的とする。また,心理的反応をポジティブにする要因についても合わせて検討する。
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