結果
※ここでは、発話データの結果を紹介します。発話データ以外の結果については、総合考察においてまとめて記述しましたので、そちらをご覧下さい。 1.発話分類について ボイスレコーダーとビデオテープの記録をもとに、各実験における個々の被験者の発話についてテープ起こしをした。 実験A、実験Bを総計した発話数は、1094個であった。 分類においては、実験者効果を考慮し、実験者である筆者とは別に評定者を設け、2人で独立に行った。また、2人で異なる分類をした際は、協議によって1つに決めた。 2人の評定者間の一致率をカッパー係数で算出したところ、実験A、実験B第1回、実験B第2回の発話、全703個では、k=.99(po=.99,pe=.25)となり、十分に信頼性が確認できたと判断し、その後の実験B第3回、第4回、第5回分の分類は、実験者1人で行った。 2.質問紙調査の結果 <実験A> 被験者2・・・公的自意識H、私的自意識H 被験者6・・・公的自意識L、私的自意識L 被験者4・・・公的自意識H、私的自意識L 被験者5・・・対人不安傾向H 被験者3・・・対人不安傾向L <実験B> 被験者11・・・公的自意識H、私的自意識H 被験者10・・・公的自意識L、私的自意識L 被験者9・・・対人不安傾向H 被験者11・・・対人不安傾向L 3.各実験の発話数 ★実験Aの結果★ ★実験B第1回の結果(被験者12は欠席)★ ★実験B第2回の結果(被験者11欠席)★ ★実験B第3回の結果(被験者7は欠席)★ ★実験B第4回の結果(被験者12は欠席)★ ★実験B第5回の結果★ |