調査対象者:三重県内の小学校5・6年生、中学校1〜3年生、
高等学校1〜3年生。
質問紙の配付数、及び抽出率はTable 1の通りである。
Table1 質問紙の配付数と抽出率
調査時期:平成16年9月中
実施方法:小中学校については各学年1クラス、高等学校については各学年
2クラスを対象として、調査期間中に担任教師の指導のもとで一斉に
実施した。
質問紙の構成
@規範意識尺度 30項目(小学生は21項目)
以下の3項目群で構成
学校内規範意識
「学校をさぼる」
「髪の毛を染めて登校する」
「授業中、私語をしたりさわいだりする」など
学校外規範意識
「お店のものを万引きする」
「友だちと一緒にカラオケやゲームセンターに行く」
「ジュースの空き缶などを道路に捨てる」など
向社会的行動
「ボランティア活動に積極的に参加する」
「友だちのなやみを聞いたり、相談相手になったりする」
「電車やバスで体の不自由な人やお年寄りに席をゆずる」など
A生活関連意識 52項目(小学生は30項目)
以下の8項目群で構成
家庭での生活・近所の人との関わり
「家庭での生活が楽しいですか」
「近所の人に出会ったとき、あいさつをしますか」など
家の人への期待
「よいことをしたときは、ほめたり認めたりしてほしい」
「自分の話をよく聞き、自分のことを理解してほしい」など
先生への期待
「悪いことをしたときは、きちんとしかってほしい」
「わからないところを聞いたら、ていねいに説明してほしい」など
大人に対するイメージ
「うそつきな−正直な」
「信用できない−信用できる」など
学校適応感
「毎日学校へ行くのが楽しい」
「学校での勉強は、将来役に立つと思う」など
友人関係
「友だちと一緒にいると楽しい」
「友だちと一緒にいるより、一人でいる方が気が楽だ」など
将来展望
「将来の希望や夢がある」
「社会や他の人のために役立つことをしたい」など
生活充実感
「スポーツや趣味に打ちこんでいるとき」
「家族といるとき」など
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