2.用いた場面による
拒否の程度の操作の有効性

 用いた場面よる拒否の程度の操作の有効性を検討するため、拒否の程度を従属変数として、場面(3)の1要因の分散分析を行った。その結果、主効果が認められた(F(2,330)=547.164,p<.01)。下位検定の結果、各場面間に有意差が見られた。各場面の拒否の程度の平均と標準偏差をTable.1に示す。このことから、用いた場面による拒否の程度の操作は有効なものであったと考えられる。

table.1

                                3.自己意識尺度の因子分析 へ

1.拒否の程度と価値ある関係を失うことへの恐れ へ