予想との比較
○予想@:年少児は9月ころから特定の友だちを求める
<結果>
年少児が特定の友だちを求め始める時期は10月ごろであり、予想は支持されなかった
しかし・・・
結果は予想より遅かったものの、10月ころは観察開始当初よりも他児への関心が増しており、他児と遊びを共有できるようになってきた結果、特定の友だちを求めるようになったと考えられる
→→→特定の友だちを求め始める時期は異なっていたが、理由(過程)の点では支持されたといえる。
○予想A:年中児は年少児よりも早い時期から特定の友だちを求める
<結果>
年中児も特定の友だちを求め始める時期は年少児と大きな差はなく10月ころであった
しかし・・・
友だちへの関心は年少児よりも早く6月ころからみられていた
→→→特定の友だちを求める時期は異なっていたが、他児への関心は年少児よりも早い時期からみられたという点では部分的に指示されたといえる
○予想B:他児への働きかけは男児よりも女児に多くみられ、特定の友だちも女児に強くみられる
<結果>
結果は、他児への働きかけが10月・11月と女児の方が多くみられ、さらに特定の友だちも女児対象児は全員にみられたが、男児対象児は2人にみられただけであった。
→→→予想は支持された