方法

- 実験参加者 大学生117名。
- 気分測定(記憶課題前)
徳田(2007)で作成された一次的気分尺度を使用し,実験参加者の事前の気分状態を「活気」「疲労」「怒り」「抑うつ」「緊張」「混乱」の6つに絞り測定しました。 - 気分緩和動機測定
榊(2006)で作成された気分緩和動機尺度を使用し,個人の気分を緩和しようとする動機・態度を測定しました。
- 記憶想起課題
まず,“勉強”について思い出される出来事について一つ記述してもらいました。
その次に,記述した出来事から連想される事を簡単にリストアップしていってもらいました。
ここで重要な事は2点,
- 連想された事はいくつでもかまわず,連想されただけ記述する事。
- 連想されることは出来事に限らず,感情的なこと,自分について思う事などなんでもよい。
- 連想された事はいくつでもかまわず,連想されただけ記述する事。
- 気分測定(記憶課題後)
事前の気分測定の同様の手続きで記憶課題後の気分を測定しました。