3.男女差の検討


  男女差の検定を行うために各下位尺度においてt検定を行った。各下位尺度のt検定の結果をTable2に示す。
  その結果,「声を出して笑う・ストレス発散」「感情制御」「行為統制」「アグレッシブ」が有意であった。
「行為統制」と「アグレッシブ」は男性が順に平均2.96,2.37,女性が順に平均2.73,2.09となり,女性よりも男性の方が高い得点を示した。(t=2.60,3.77 ; p<.01 ),「声を出して笑う・ストレス発散」「感情制御」は男性が順に平均4.30,3.51 ,女性が順に平均4.48,3.77となり,男性よりも女性の方が高い得点を示した。(t=2.28 ; p<.05 ,t=3.61 ; p<.01),親の結婚生活コミットメント認知に関してはいずれも有意な差はみられなかった。



  



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