3.各下位尺度間の相関
3-2.自己呈示に関わる被服行動と被服によって呈示したい自己の関連について
自己呈示に係わる被服行動の下位尺度である『装いにおける流行志向』は,被服における自己呈示の下位尺度である《活発でさわやかな自分》・《賢くてまじめな自分》・《かわいくて女らしい自分》と有意な正の相関がみられた(順に,r = .67 ; p<.01 , r = .49 ; p<.01 , r = .45 ; p<.01)。
『装いにおける社会儀礼志向』は,《活発でさわやかな自分》・《賢くてまじめな自分》・《かわいくて女らしい自分》と有意な正の相関がみられた(順に,r = .43 ; p<.01 , r = .48 ; p<.01 , r = .25 ; p<.01)。
『装いにおけるブランド志向』は,《活発でさわやかな自分》・《賢くてまじめな自分》・《かわいくて女らしい自分》と有意な正の相関がみられた(順に,r = .49 ; p<.01 , r = .29 ; p<.01 , r = .29 ; p<.01)。
『装いにおけるジェンダー志向』は,《かわいくて女らしい自分》と有意な正の相関がみられた(r = .70 ; p<.01)。
『装いにおけるカジュアル志向』は《活発でさわやかな自分》・《賢くてまじめな自分》と有意な正の相関がみられた(順に,r = .21 ; p<.01 , r = .17 ; p<.05)。
『装いにおける個性志向』は,《活発でさわやかな自分》・《賢くてまじめな自分》・《かわいくて女らしい自分》と有意な正の相関がみられた(順に,r = .38 ; p<.01 , r = .23 ; p<.01 , r = .36 ; p<.01)。
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