4.恋人,交際経験の有無による恋人の好きなところ,嫌なところ,許容度,対処行動の違いについて


また,恋人あり群,交際経験あり群,交際経験あり群を独立変数,許容度の項目を従属変数として一要因分散分析を行った(Table21)。

 その結果,「放置される」「軽い」「センスがない」「重い」「相手の異性関係」の5項目で有意な群間差がみられた。「放置される」「軽い」では,交際経験なし群と恋人あり群の間に有意な群間差がみられ,(順にF(2,133)=3.29 ; p<.05,F(2,133)=5.13 ; p<.01),「センスがない」「重い」では,交際経験なし群と交際経験あり群の間に有意な群間差がみられた(順にF(2,133)=3.75,4.24 ; p<.05)。「相手の異性関係」では,交際経験なし群と交際経験あり群,恋人あり群の間に有意な群間差がみられた(F(2,133)=4.94 ; p<.01)。また「ナルシスト」で交際経験なし群と恋人あり群の間に有意傾向のある群間差がみられた(F(2,133)=2.50 ; p<.10)。



  



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