1.尺度構成の検討


1-2 Big Five尺度

  Big Five尺度については,30項目が事前の想定どおりの5因子構造となることを確かめるために,Amosを用いた確認的因子分析を行った。この尺度については相手で分けずにすべてのデータを足し合わせて検討した。5つの因子間からそれぞれ該当する項目が影響を受け,すべての因子間に共分散を仮定したモデルで分析を行ったところ,適合度が低かったので,修正指数が5以上と示された箇所に共分散を推定した(Figure1)。その結果,適合度はCFI=.902,RMSEA=.069,AIC=733.203を示したため,先行研究の尺度の通りに「外向性」「神経症傾向」「開放性」「調和性」「誠実性」の5つの因子を用いて研究を進めた。





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