2. 各下位尺度間相関
2−2.過去のとらえ方尺度とHEMA尺度との関連
Table 5より,過去のとらえ方尺度の下位尺度である「連続的なとらえ」とHEMA尺度の下位尺度である「くつろぎ追求」の間に有意な負の相関(r=-.218),「幸福追求」に有意な正の相関が見られた(r=.199)。また,過去のとらえ方尺度の下位尺度である「わりきり態度」とHEMA尺度の下位尺度である「喜び追求」の間に有意な正の相関が見られた(r=.208)。
2−3. 過去のとらえ方尺度と社会人基礎力尺度との関連
Table 5より,過去のとらえ方尺度の下位尺度である「連続的なとらえ」と社会人基礎力尺度の全ての下位尺度「主体性」「働きかけ力」「実行力」「課題発見力」「計画力」「創造力」の間に有意な正の相関が見られた(順にr=.208, r=.270, r=.286, r=.303, r=.314, r=.341)。また,過去のとらえ方尺度の下位尺度である「受容的態度」と社会人基礎力尺度の全ての下位尺度「主体性」「働きかけ力」「実行力」「課題発見力」「計画力」「創造力」の間に有意な正の相関が見られた(順にr=.228, r=.179, r=.217, r=.330, r=.257, r=.282)。
2−4. HEMA尺度と社会人基礎力尺度との関連
Table 5より,HEMA尺度の下位尺度である「幸福追求」と社会人基礎力尺度のすべての下位尺度「主体性」「働きかけ力」「実行力」「課題発見力」「計画力」「創造力」の間に有意な正の相関が見られた(順にr=.443, .412, .524, .412, .405, .547)。また,HEMA尺度の下位尺度である「喜び追求」と社会人基礎力尺度の下位尺度である「創造力」に有意な正の相関が見られた(r=.232)。
←back/next→