【結果】

 9.活動状態と活動での経験の質の関連につい

 

 9-2.活動状態と集中度の関連について  

 次に,集中度においても同様に4つの活動状態を要因に一要因分散分析を行ったところ,4つの活動状態で有意な差が見られた(F(3, 685)=95.651, p< .001)。そこでTukeyのHSD法による多重比較を行った。その結果,アパシー,退屈,不安,フローの順で集中度が高くなった。そして,アパシーと不安,退屈,フローの間,退屈とフローの間に有意な差が見られた(Table47参照)。これより,アパシー状態での集中度が最も低く,退屈よりもフロー状態の方が集中度は高くなることが示された。

 

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