【結果】
9.活動状態と活動での経験の質の関連につい
Massimini & Carli (1988)は挑戦水準と能力水準を基準に活動で経験する状態を4つに分類している。そこで本研究でも,挑戦得点と能力得点がともに5点以上の活動をフロー経験,挑戦得点が5点以上で能力得点が4点以下の活動を不安経験,挑戦得点が4点以下で能力得点が5点以上の活動を退屈・リラックス経験,挑戦得点と能力得点がともに4点以下の活動をアパシー経験に分類し,それぞれの活動での経験の質に違いが出るのかを明らかにするために,活動での経験の質について活動状態を要因にし,一要因分散分析を行った。その結果をTable46-52に示した。
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