4.結果
4-3.コミュニケーション構造とグループ人数規模の影響について
コミュニケーション構造とグループの人数規模によって満足度にどのような影響があるのか検討するため、グループの構成人数を 5 人以下、6 人~9 人、10 人以上の 3 つの集団に分け対応なしの 2 要因分散分析を行った(Table15,Figure4)
その結果、コミュニケーション構造と人数規模による交互作用は見られなかったが、コミュニケーション構造による主効果(F(1,203)= 22.107, p < .001)と人数規模による主効果(F(2,203)= 11.717, p < .001)が見られた。そこで、人数規模については 3 群間の多重比較を行った結果、5 人以下のグループが 10 人以上のグループよりも有意に満足度が高く、6 人~9 人のグループが 10 人以上のグループよりも有意に満足度が高かった。
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