7.SNSと独立意識について
対面での人間関係に加えて,オンライン上での人間関係が作られ,これまでに比べて多くの時間にたくさんの人と関わるようになった.そのことで,真に一人でいられる時間は減少し,自己と向き合う時間を持てなくなってきていると考えられる.神野・和田(2015)によると,携帯メール依存している人は,携帯メール依存していない人よりも独立意識が低い.SNSに依存している人は,自分で使う時間をコントロールできなかったり,SNS上の情報に頼って自分で考えることができなかったりすることが考えられる.また,SNSを通して親や友人に依存していることも考えられる.これらのことから,SNS依存している人も独立意識が低いと予想される.
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