結果


figure6 不安についてのパス解析
男女ともに事前の不安から事後の不安へ正のパス有意となりました。
事前の不安度が高いほど事後にも高い不安が報告されていました。
男性においては,事前の不安と気分緩和動機の負の共分散が有意となりました。
事前の不安度が高いほど気分緩和動機が低い傾向が示されました。
事前の不安から想起された記憶の詳細さへの負のパスが有意となりました。
事前の不安が高い人ほど詳細な記憶が想起できない傾向が示されました。
女性においては,事前の不安から想起された記憶のポジティブさへの負のパスが有意となりました。
事前の不安が高い人ほどネガティブな記憶を想起している事が示されました。
気分緩和動機から想起された記憶へのポジティブさへの正のパスが有意となりました。
気分緩和動機が高い人ほどポジティブな記憶を想起している事が示されました。
想起された記憶のポジティブさから事後の不安状態への負のパスが有意となりました。
ポジティブな記憶を想起した人ほど事後に低い不安状態を報告している事が示されました。