結果


figure5 怒りについてのパス解析
男女ともに事前の怒りから想起された記憶の詳細さへの負のパスが有意となりました。
事前の怒り度が高いほど詳細な記憶を想起できない傾向が示されました。
男女ともに事前の怒りから事後の怒りへ正のパス有意となりました。
事前の怒り度が高いほど事後にも高い怒りが報告されていました。
女性においては,事前の怒り状態から想起された記憶のポジティブさへの負のパスが有意となりました。
事前の怒り状態が高いほどネガティブな事を想起していることが示されました。
気分緩和動機から想起された記憶のポジティブさへの正のパスが有意となりました。
気分緩和動機が高い人ほどポジティブな事を想起している事が示されました。
想起された記憶のポジティブさから事後の怒りへの負のパスが有意となりました。
ポジティブな事を想起した人ほど事後に低い怒り状態を報告している事が示されました。